蒼山 日菜 レース切り絵展
「ラ・コンタンプラシオン〜沈思黙考」
オススメのART展を紹介。
来週の火曜日14日まで、横浜高島屋さんにて開催されている、
蒼山 日菜 レース切り絵展
「ラ・コンタンプラシオン〜沈思黙考」
昨日,開催初日オープニングトークに参加して来ました。
蒼山さんは現在フランスと日本を行き来する切り絵アーティスト。
メディアでも度々紹介されているので知っている人も多いはず。
今回の企画展は、今までの貴重な作品から、新作、TV番組や映画「白夜行」で使用された作品など一同に揃い過去最大規模約80点のART展となっています。
インターネットや写真、TV等通して画像をみて情報を入手は容易に出来る時代ですが、
生、本物に接する事でしか感じる事ができない本質があります。
この作品達もまさにそう。
スケジュール合う方は是非この企画展を体験してみて欲しいと思います。
レーザーでも切り出せない繊細すぎる線や造形の美しさ、作品を構成するストーリー。
様々な要素が重なり、生で作品と対峙してみると言葉で表現しがたい感動があります。
筆者自身、生の作品と対峙して細胞が開花する感覚?「ゾクッ!」と震えました。
今回のテーマは「沈思黙考」
全ての作品はあえて「無題」となっています。
蒼山さんの言葉を借りると
「みなさまが、この言葉を胸に私の作品を御覧になった時、最大限の想像力と感化で様々な事を受け取ってもらえたら嬉しいです。モノクロームの私の世界を皆さんの心で素敵な色に仕上げて下さい。」
また昨日のトークでも
「特に子供達はじめこれからの時代を生きていく人には自分の心で感じ、考え、表現していって欲しい」
と発言していたのが印象的でした。
「自分(の感性)を信じる、行動してみる」と解釈できるのでしょうか?
「沈思黙考」深い四字熟語ですね。
情報が作為に操られていたり、ネット,SNSなど表現、情報入手、コミュニケーションの変化
毎日の生活の「情報シャワー」を浴びる中から本物、本質を見抜く事。
情報リテラシーの必要性がより強くなって来ています。
個人個人で感じ、判断できることそのためには「沈思黙考」「瞑想」など外部からシャットアウトして自分の感性を磨いておく必要性があります。
根底から日本、世界の価値、基準が変化する今
より重要な要素ですね。
作品や自分と向き合う時間そうした形で参加する事が出来るたいへん貴重な機会だと思います。
尚、蒼山さん本人は10日、12日、14日は数時間ですが、在廊する予定
◆10日は16時から2時間ほど、在廊
◆12日は16時から2時間ほど、在廊&ギャラリートーク
◆14日は、最終日ですので、お昼過ぎからなるべく画廊にいる予定
映画「白夜行」で使用された作品を前に撮影
《概要》
蒼山 日菜 レース切り絵展
「ラ・コンタンプラシオン〜沈思黙考」
期間:6月8日(水)~14日(火)
場所:7階 美術画廊
16世紀から19世紀にかけて、中国から渡ってきた「切り絵」が大ブームとなり、今でもその文化が残るヨーロッパ。
そのヨーロッパの伝統的な「切り絵」にモダンスタイルを統合させた独自の世界観を、高度な技術で展開することにより、ヨーロッパにおいて高い評価を受け、数々の賞を受賞し話題となっているのが、レース切り絵作家の蒼山日菜さんです。
蒼山日菜さんが、はさみ1本で仕上げる緻密で繊細な作品は「まるでレースのよう」と絶賛されており、最近では日本においても、大型商業施設の記念ロゴや人気カジュアルウェアメーカーのTシャツ、映画「白夜行」などに作品が使用されるなど注目を集めています。
本展では、花・蝶・妖精やフランスの詩人ボードレールの『悪の華』をモチーフにした作品をはじめ、高島屋創業180周年を記念し「薔薇」をモチーフにした作品など、レースの織物以上に繊細な約60点の作品をご紹介いたします。
緊急追加情報!!
⇩ 明日12日限定で同展示会内で蒼山さんと世界初ティアラデザイナー紙谷太郎さんのチャリティーコラボ作『切り絵ティアラ』が初お披露目!
12日超限定!
横浜高島屋7F 蒼山日菜展にて(売上は被災地へ寄付されます)
http://t.co/EV1JDnC
どんな作品でしょうか?是非観てみたい☆☆
スケジュール都合つく人は是非!
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蒼山さんの今後のスケジュール
・7/9(土)~9月25日(日)
蒼山 日菜プロデュース
「KIRIE OF THE WORLD IN JAPAN 2011」展
日本初!世界を代表する「KIRIE」作家の作品を一堂展示
開催地:富士川・切り絵の森美術館
山梨県南巨摩郡身延町下山1597
開催期間:2011年7月9日(土)~9月25日(日)
主催:富士川・切り絵の森美術館
KIRIE OF THE WORLD JAPAN 2011 実行委員会
・定期的に全国で開催している切り絵教室INFO
蒼山さんブログ : http://ameblo.jp/hinaaoyama/
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