2011年1月11日火曜日

【ぼそぼそコラム】NEO American-dream

【ぼそぼそコラム】
   NEO American-dream


2011。
今年はどんな一年になるのか思いに耽った正月。
1、2年前から始まっているパラダイムシフト。


ことしは勝手に一年を表すwordを
「暴」「破」「壊」
になるのかなと個人的には思っている。
ネガティブに捉えているのでなく、
多方面で、根本から新しい基準が産まれる前、
やはりそれがあると思う。


「創造」の前にはやはり「暴れ」「破・壊」がある。
つまり一度健全な意味での「絶望」を経験する必要性。
一度膿みをだしで(デトックス)
生まれ変わる必要性


昨年以上に今年は「Creative年」に向けて
としていろいろ表面化して来るのかななんて思う。


繰り返すけどネガティブに捉えていない。
むしろ「希望」を光を信じ捉えている。
ただし、全く楽観視はしてないし、容易では無い。




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今年に入って1/3日〜1/10日に世界中でとても話題になったニュースがあった。


アメリカはオハイオ州で一人のホームレスがyou tube上で注目された。
知ってる人も多いはず
「黄金の声を持つホームレス」/テッド・ウィリアムスさん。











「私は神に贈られた声を持っている」と書かれた段ボールを手に、車に近付いてくるウィリアズさん。
そんな約30秒ほどの動画がアップされた。


ホームレスという境遇、そして美声。
そのあまりのギャップと反響で
世界中から注目されることとなる。


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時間を戻し話を少し遡ってみよう
そもそもテッドさんは「元ラジオアナウンサー」
アナウンサーを志すようになったのは14歳のとき。
当時ラジオアナウンサーからの一言がきっかけとなった。
「ラジオは『心の劇場だよ』」


その言葉に触発され以来、彼はその道を目指し、
オハイオ州の放送学校に通った後に、同州やノースカロライナ州のラジオ局でアナウンサーとして就職。
夢を思い描き叶え、全て順調に人生を歩んでいくと思われたが、
あるときに歯車が狂い始めた。


一躍人気者になり酒・ドラッグ・女に溺れさらには
窃盗や薬物使用の罪で1990年に刑務所行きを味わってから人生の転落が始まる。
不法侵入などを行って繰り返し警察の世話になったり、
妻とも1998年に離婚。
7人の子どもたちもいたが、
もう罪を繰り返す父親に手を差し伸べる家族はいなくなってしまったようだ。


ここ2年ほどは酒も薬物も溺れる事無く、まともな精神状態だったと言う。
取材を受けた際には「普通の生活に戻りたい」と話している。
せめて最低限の年収を得て、落ち着いて生活できるアパートに住み、食事を作りたいと話す。
そして約一週間前。2011/01/03。
一本の動画の掲載が全てを変えた。






その動画は一日で400万回再生され、
現在は1000万pv以上
投稿者に問い合わせが殺到。
即日、FM局の「WNCI97.9」やAMラジオ局から出演依頼を受けた。
ウワサは瞬く間に広がりオファーも相次ぐ。
NBAの「クリーブランド・キャバリアーズ」のスタジアムで働くことが決定したのだ
契約金は10000ドル。
ハリウッドのタレント事務所からのオファーもあったよう。

1月5日付けの「ニューヨーク・ポスト」紙のインタビューに登場

全国放送のTV局から出演依頼が殺到し、
木曜(6日)にはNBC朝のTV看板番組「Today Show」のオープニングの声をやり…
大手食品メーカー「クラフト」のマカロニ&チーズのCMの声をやり、

金曜(7日)には20年以上会ってない母親(92)に涙の再会を果たし、
「もうガッカリさせないよ」と誓った。




現在のテッドさんは髪も清潔に、きれいな身なりとなり、
もう一流のアナウンサーのような風貌となっている
これからの活躍が非常に楽しみ


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これは作り物でもなくて
2011年に入って、ほんの一周間の事実の出来事。


かつて、「Go west!」とかけ声とともに「一攫千金」を目指した時代。
「誰もが夢を思い描き、努力すればきっと成功するんだ」と
様々成功者、スターを生み出した、
American-dream


ただし今回のテッドさんはスピードも方法も今までとは違う。


NEO American-dream


あくまで過去の有名なコピーを引用したけど
これは「アメリカ」に限定した話でなくて、
今後世界的にこういう事例は出て来る事を予見したような象徴だと思う。


特に、
いままで才能はあるが注目されてこなかったアーティスト、クリエーター。
こうしたソーシャルメディアから産まれる可能性。
近年のデバイスの進化始めSNSが浸透し、当たり前に生活にとけ込み
すっかり変わったライフスタイル
ますます活躍のフィールドは広がっているし、
そのスピードも、可能性も今までとは比較にならないものだと思う。


今の時代の変化
アート・クリエイティブ・カルチャーシーンのゲンバでがんばる人に
より光が当たるようになって来ていると思う


これからますます様々なところから出てくる未知ナル
新しい才能、事例を凄くたのしみだ。








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