2011年4月26日火曜日

カイリー・ミノーグ ワールドツアー@’ニッポン’ &【がんばろう☆JAPAN】チャリティーソング♡「We Are One」公開

【Music/LIVE】
Kylie Minogue Aphrodite LIVE 2011 JAPAN TOUR
&
Kylie Minogue × VERBAL 「We Are One

Aphrodite(アフロディーテ)[*下記注釈]=「愛と美の女神」というワードは彼女のためにあるのかもしれない。
そう、実感させられるすばらしいLIVEが行われた。

オーストラリア出身の人気歌手、カイリー・ミノーグ(42)が23、24日千葉・幕張メッセ,25日大阪・大阪城ホールでライブとしては実に20年ぶりの来日ライブを披露、圧巻のパフォーマンスで来場した観衆を魅了した。


東日本大震災〜続く余震、未だ収束が見えない原発問題等に直面している日本。
日本で生活していた外国人も多数帰国の報道が流れ、
来日予定していた海外のスポーツ、アーティストなどキャンセルが相次ぐ。
それもしょうがない。
納得できる理由である。

この問題は当然カイリーにも向けられ、ファンや関係者の間でも懸念されていた。
しかし彼女は震災の不安を払拭しきれない状況にも関わらず約束通り来日してくれた。

今回のAphrodite LIVE 2011は2/19日デンマークでのライブを皮切りにスタートしたワールドツアーの一環。
ツアーの様子はカイリーのyou tubeチャンネルにも多数の動画がアップされている。
http://www.youtube.com/user/kylieminogue



来日に併せて今までのベスト版ともいうアルバムもDVD付きで日本限定発売された。

日本でのライブは海外仕様とは違い機材、スタッフ、更には恐らく震災の影響もあり
水を使った演出は無し。パフォーマンススタッフも縮小されるものであった。
だが代わりに、海外ではパフォーマンスされていない、ヒット曲も加えられ大興奮の3日間となった。
それはライブ後のtwitterや各SNSをチェックしてみるとよくわかる。

参加した年齢層も幅広い。
10代〜60代まで幅広い層が来場していたんじゃないだろうか?

その理由もカイリーの歩んできたキャリアが物語っている。
1986年後半20歳でデビュー、初期「The Locomotion」や「I Shoud Be So Lucky」など世界的ヒットを飛ばした時代。
1990年代以降、アイドル路線から歌唱力に比重を置いたプロモーションに変更したが、人気は逆に低迷してしまう。このまま姿を消すかと思われた10年間。
しかし2000年を超えて第2の黄金期を創出することに成功。
1990年代はピンナップガールのような露出の仕方で知名度を保っていたが、この作品群をきっかけに音楽活動の主体となっていたイギリス内でセックスシンボルの地位を確立。

また同年オーストラリアで開催されたシドニーオリンピックの閉会式での歌唱も話題となった。
追い風に乗ったカイリーは2001年にアルバム『フィーバー』(Fever) を発表。

リードシングル「Can't Get You Out Of My Head」はやはり全英1位に輝き、約100万枚と彼女のキャリア史上最大のセールスを挙げた。この曲は2002年に入ってアメリカでも大ヒット(ビルボードでは最高7位、デビュー曲以来14年ぶりのTop10入り)するなどデビュー直後を上回る世界的な人気を獲得する。
本国オーストラリアやヨーロッパ以外でも”カイリー復活”の印象を世界的に決定づけたのはむしろこのアルバムと言える。
2004年、アルバム『フィーバー』(Fever) から最後のシングルとしてカットされていた「Come Into My World」でグラミー賞 "Best Dance Recording" を獲得。
しかし、絶頂に見えた翌2005年5月には乳癌が発覚し、地元メルボルンでの闘病生活を強いられたものの、早期発見が幸いした結果、僅か半月ほどで治療に成功。退院後はガンとの闘病生活を送る子供たちを見舞うために病院を訪れるなどの活動を行った。術後の体調は良好である。

そして近年2007,2008年カイリーは更なる飛躍を遂げる事になる。
今なお最先端のクラブシーンでもアンセムとなっている名曲をこの間で多数生み出す。
2008年7月 英国・バッキンガム宮殿にて、大英帝国勲章(OBE)を正式に授与される。
ますます輝きは増し続け,昨年リリースしたアルバム「Aphrodite」は世界中から絶賛されている。



更に今回のLIVEで特徴的であったのは,
世界中のLGBTシーンにおいて絶大な支持を得ているカイリー。
会場にも多数の同性同士カップルや団体が見かけられた。
ゲイ、レズビアン等「美意識」が非常に高く、厳しい人々から憧れられる存在。

ライブも当然パフォーマンス、演出、衣装、美術、映像など全体の世界感はまさにスペクタクル!
今回のAphrodite LIVE 2011の衣装担当はドルチェ&ガッバーナ





特別そして唯一無二な時間を作り、幸せな時間を忘れる夢の世界へ観衆をトリップさせてくれた。
性別、国籍はもちろん、幅広い年齢層、様々な背景を持つ人々がカイリーとともに完全にシンクロして盛り上がりグルーヴを生み出していた。
抑圧していた感情を開放するかのように、会場全体が生み出した熱気、高揚感は言葉で表現できない大きなパワーとなっていた。

カイリーのライブMCは近い存在として一人一人と対話するような感じであったのも印象深い。
英語で「前回来たのは20年も前よ。20年間私は何処に行ってたのかしら。でも来たわよ。約束したでしょ。」と言ってみたり、
お約束の日本語をいれてのMCもあり、「イチ、ニ、サン」などファンを煽ってみせたりしていた。
最後、「アイシテル、ニッポン!」と力強くMCしていたシーンも心打たれた人は多いだろう。

短い3日間だけのカイリーのライブであったが、1人のアーティストがこれほど多くの人々に笑顔、喜び、感動などポジティブな影響を残してくれた事は非常に価値がある事だと改めて感じる。
カイリーのライブを体験して涙が出た。

次はこんなに日本のファンを待たせないでほしいと’女神’に伝えたい。

[*注釈]
*アプロディーテー(古典ギリシア語:ΑΦΡΟΔΙΤΗ, Ἀφροδίτη, Aphrodītē)またはアプロディタ(アイオリス方言:ΑΦΡΟΔΙΤΑ, Ἀφροδιτα, Aphrodita)は、愛と美と性を司るギリシア神話の女神で、オリュンポス十二神の一柱である。美において誇り高く、パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれている。
また、戦の女神としての側面も持つ。
日本語では、アプロディテ、アフロディテ、アフロディーテーなどとも表記される。
元来は、オリエントや小アジアの豊穣の植物神・植物を司る精霊・地母神であったと考えられる。
アプロディーテーは、生殖と豊穣、すなわち春の女神でもあった。

ローマ神話では、ウェヌス(Venus)をアプロディーテーに対応させる。この名の英語形は「ヴィーナス」で、金星を意味すると共に「愛と美の女神」である。
[via wiki]

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【がんばろう☆JAPAN】

ジャパンツアーを終えてすぐ
カイリーから日本、特に今回の大震災で被災された方に特別なプレゼントが用意されていた。
25日カイリーとバーバルがコラボした楽曲がサイト上に公開されている。


Kylie Minogue × VERBAL / 「We Are One」
東日本大震災で被害を受けた方々が一刻も早く救済されることをお祈り申し 上げます。そして皆で力を合わせて「また再建しましょう!」 
この曲は被災された東北地方全ての方々へ思いを込めた"We Are One"という楽曲で す。この先に繋がる未来と希望に向けて全力で応援し続けます。


Kylie Minogue × VERBAL


○皆様方の募金へのご協力、どうぞ宜しくお願い致します。
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011.htm
○被災者への応援メッセージを投稿してください。
動画下の動画レスポンスから応援メッセージを投稿してください。
http://bit.ly/weareoneproject


We extend our heartfelt sympathy and condolences to all who have been affect ed by the Tohoku Earthquake and Tsunami, and we truly hope for the recovery as soon as possible. Let's all help rebuild the country together!! This col laboration single "We Are One" was especially written deep from our hearts thinking about everyone in the Tohoku regions. We'd strongly like to conti nue supporting for the future of Japan.
Kylie Minogue × VERBAL

○Pls support Japan by donating to JAPAN UNICEF. 
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011.htm
○Pls support Japan by posting your personal message from the video response link below.
http://bit.ly/weareoneproject





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