SonarSound Tokyo 2011
What is Sónar?
スペイン、バルセロナを拠点とし、世界最大級の規模で開催される最先端音楽とメディア・アートの祭典、ソナ(Sónar)。
1994年6月にスタートしたソナーは、アーティスティックなエンターテインメント性と、前衛的で実験性に溢れる姿勢とを同時に兼ね備え、幅広いカルチャーを組み合わせた独特のフォーマットとコンテンツによって、先駆的フェスティバルとしての確固たる地位を築いてきた。
メイン・アーティストの選定や、エレクトロニック・ミュージックの最新トレンドを取り入れたラインナップにも定評があり、また、異なるジャンルの交流が見られる場としても注目を集める世界屈指のビッグ・フェスティバルである。
また、2002年からはスペインの国境を越え、それぞれ異なるフォーマットで、これまでにロンドン(2002年より毎年開催)、ニューヨーク、ブエノスアイレス、サンパウロ、ソウル、フランクフルト、東京、そして最近では2010年9月にシカゴで、ソナーの理念を反映させたイベントを開催している。
ソナーとは…
・世界規模で開拓・拡大を続けるイベントであり、世界屈指のフェスティバルの1つである。
・エンターテイメントと実験性との完璧な融合を提示して見せるフォーマット及びプログラムとしての1つの完成形である。
・イノヴェーション(革新性)と高いクオリティ(質)は、世界でも唯一無二の存在とされ、今日では、フェスティバルという枠を越えて広範囲な活動を先導するブランドとなった。
ソナー・バルセロナとは?:
毎年バルセロナで開催されるオリジナルのソナー・フェスティバル。
ソナーサウンドとは?:
オリジナルのフォーマットを適用し、その理念のもと、世界各地で開催されるイベント。
SonarSound Tokyo 2011:2011年4月2日(土) / 3日(日)
これまでここ東京で既に3度(2002年、2004年、2006年)のソールドアウト公演を行ったSonarSoundソナーサウンドが、遂に2011年5年振りに東京に帰ってくる。
目指すところは、他の国で開催されるすべてのソナーサウンドと同様に、完璧なるソナーのDNAを東京に注入することである。アートとビジュアル要素を融合した最先端の音楽パフォーマンス、素晴らしい会場など、ソナーを世界基準たらしめるすべてのエレメントを含む2日間にわたるフェスティバルという形態で開催する。
【SonarSound Tokyo開催について】
3月11日に起きた東北関東大震災を受け、これまで弊社ならびにバルセロナのSonar、会場、関係者の間で協議を続けました結果、SonarSound Tokyoを予定通り4月2日/4月3日にageHa/Studio Coastにて開催することを決定いたしました。
今後も状況に注視しながら、不測の事態により本イベントの開催に変更が生じる場合には直ちに報告いたします。
SonarSound Tokyoでは、東北関東大震災で被災された方々への支援として、本イベントで得た利益の寄付、Sónar BarcelonaおよびSónar Galiciaのチケット売上の一部の寄付、アーティストやその他関係者・招待者からの寄付を行います。また会場内に義援金箱を設置する他、チャリティー・グッズを制作しその収益の全額を寄付いたします。時間は限られておりますが、出来る限りの支援を行いたいと思っておりますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
※これらを通じて集まった義援金は、日本赤十字社に全額寄付します。
エンリック・パラウ(Sónarディレクター)からのコメント:
「Sónarと日本との関係、その文化、またアーティストとの関係は、フェスティバルがスタートした当初からとても有意義なものでした。Sónarの18年間の歴史の中で、80以上の日本人アーティストが参加し、また2002年からはSonarSound Tokyoがスタートし、その関係はさらに深いものになりました。しかしSónarと日本の関係を語るにおいて、最も重要なことは、数多くの日本人アーティストと築き上げた強いフレンドシップに他なりません。日本の方々が今直面している困難に、私たちは非常に心を痛めております。日本のアート・コミュニティに対し、心からの敬意を示すと共に、被害を受けた方々に心よりお見舞い申し上げます。また私たちは、試練の時を迎えてもなお強い個性と勇気を持って困難に立ち向かう日本の方々に対し、心からの尊敬と感嘆の意を表します。」
今一度、この度の震災におきまして被災された方々、およびご関係者様に心よりお見舞い申し上げるとともに、本イベントに参加するすべての方々のご支援、ご協力に感謝申し上げます。
Further to the statement posted on our website last Friday we are very pleased to announce that Beatnik Inc and the organizers of Sónar together with the artists and sponsors participating in SonarSound Tokyo 2011 have taken the decision to proceed with the event as planned at AgeHa / Studio Coast on Sat April 2nd and Sun April 3rd. We continue to monitor health and safety issues and will make an announcement immediately in the event that circumstances should change however are now confident to confirm that the event will be taking place.
We have elected to use the event in support of the victims of the recent catastrophe and are clarifying ways that this can be achieved. So far we have determined that profits from the event will be donated; that the Sonar organizers will be making a donation from ticket sales from both Sonar Barcelona and Sonar Galicia; that we will also be collecting donations from artists, venue, suppliers and guests; that there will be donation and information booths at the event; and that various goods that are being donated will be sold with all income passed on. We hope to build on this further to the extent of the time available to do so.
In the words of Enric Palau, codirector of Sónar: Sónar's relationship with Japan, its culture and artists has been very fruitful since the very beginning of the festival. Over its 18-year history, Sónar has featured more than 80 Japanese artists, and since 2002 our relationship with the country has been even closer as a result of SonarSound Tokyo. But perhaps the most important thing in this relationship between Sónar and Japan is the strong links of friendship that we have established with many artists. That is why we are deeply concerned about the tragedy that the country is experiencing and we would like to express our sincere good wishes and solidarity with the Japanese artistic community and to all the country's citizens who have been affected by the tragedy, and we would also like to express our admiration and respect for the Japanese people's strength of character and courage in the face of this terrible situation.
We sincerely thank you for your patience and support and once again wish to pass on our deepest sympathy to all of those who have suffered or been effected by these tragic events.
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